2009年01月04日

ここにある現実

明日から仕事である。
晴れた日を狙って「伏見桃山城」に足を運んだ。
・・・のだがどうも天気が怪しく、曇り空でどんよりしている。
天気予報では「曇り時々晴れ」だったのだが。
しかしそれはプロローグに過ぎなかった。

ガーン!!

何ぃぃー!!

開城はまだかまだかと首を長くしていた矢先に「耐震基準」である。
開園してから40年以上何百万人と登ってきたじゃないか!
ワタシだって頂上からの景色を何度眺めてきた事か・・・。
それなら映画の撮影耐震基準を満たしていない建造物に俳優さんを登らしたというのだろうか。
いけない、感情的になり過ぎた。

恐らく開城を希望する方が他にも沢山いて、映画公開後、一般公開へ向けてプロジェクトが進みつつあったのだろう。
そこでいざ現在の耐震基準と照らし合わせた所、残念ながら満たしていなかったと思われる。
「耐震基準を満たしていない建造物は、震度5程度で崩れる可能性がある」というのを耳にした事がある。
人々が登っている最中に落城してはシャレにならない。
落城するのは映画の中だけにしてほしい。

しかし阪神大震災の時(京都は震度5強)、ビクともしなかったのだが・・・。

色々と疑念は深まるが、とりあえず撮影しなければ。

天守閣と小天守閣曇りでも美しい

どうです、美しいでしょう。晴れていればもっと。
まさしく40年前の景色がここにあり。

サッパリスッキリ

映画の撮影で使われた「城壁」は撤去されている。
どことなく寂しいなぁ。
お気づきの通り、周辺は定期的に維持管理されているのが分かる。
今日も年明けの日曜日にも関わらず、業者さんが来て剪定やゴミ拾いをされていた。お疲れ様です。

同時に年明けの日曜日にも関わらず、まばらな人々(泣)。
プライバシーの為、お客さんが写らないように・・・という以前に居ないし。
まったく居なかった訳ではないが、時期的にもっと居てもおかしくないのだが・・・。

切ない気持ちで帰ろうとした時、門の付近に「お客様ご意見箱」みたいなものが置かれていた。
自然と手が伸び、「1日も早く開城を希望します。私は近所に住んでいる者で云々」と書いて箱に入れた。

書いている時間は5分ぐらいだっただろうか。
再びお城に目を向けると・・・!!

うっ、美しい!青い空、赤い城

いつの間にか晴れていた!
なんだこのドラマチックな展開は(笑)。
太陽に照らされた「伏見桃山城」にお見送りされながら帰途に着いたのだった。

これが開城へのプロローグである事を願って止まない。
posted by ビター at 19:57| Comment(2) | TrackBack(0) | 京都
この記事へのコメント
歴史的建造物。

すごいですね〜。

赤色は 毎年着色してるのかな?

色鮮やかです。

釘を使わない木造の日本家屋って

ゆれればゆれるほど

強固になるんじゃなかったかな・・・。
Posted by つる at 2009年01月04日 21:10
>>つるさん

歴史的建造物に見えますが、実は「1964年に鉄筋コンクリートで建造」されたお城なのです。
大規模な改装も映画撮影時が初めてと言っても過言ではありません。
「茶々」のレビュー記事に少し書いていますので、よければリンク先をご覧下さい。

近々ニュースになる(なった?)と思いますが、本物の「伏見城」が建っていた場所が明らかになりそうです。
また詳しくレビューします。
Posted by ビター at 2009年01月05日 23:56
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