2008年07月27日

ビフォーアフター4.0 ‐W-SIM内蔵EeePc‐

告知から2ヶ月。ついにEeePcがその姿を現した!
何て事を言ってみながら作業は結構地味だったりします。
WILLCOMのW-SIMを4G-Xの空きスペースに内蔵しました。
今回はその作業内容をご紹介します。

メーカー保証を受けられなくなる作業です。
当社は、じゃない当ブログ管理者は責任を負いかねます。
改造は自己責任でお願いします。


まず最初にやっておく事、て言うかこれをやらないと後先困ると個人的に感じましたので、これから何らかの改造を考えている方も参考にして下さい。

・EeePC4G-Xを一度バラして組み直す。
・メモリを2Gに変える。
・SSDをダイエットしてSP3を入れる。


バラして改造して組み直せない!では勿体無いので、基本的な構造を理解してから作業を始めましょう。
4G-Xは全て同じネジで組み上がっているので意外と簡単に分解できます。
ドライバー1本あればOKと言っても過言ではありません。

メモリはとりあえず最大容量にしましょう。
性能的に2Gも必要無いかもしれませんが、512Mでは心細いです。
半分は気分の問題と言う事で(笑)。

4Gしか無いHD(SSD)を気合いと根性でダイエット!
サブマシン的な位置づけにあるPCには必要無いアプリケーションはどんどん削除しましょう。
半分くらい容量を確保してSP3を入れると、空きは1Gを切ります。
この作業だけでかなり時間を喰ってしまいますが、これを乗り切れば晴れて改造に踏み切れるのです!
これではビフォーアフター4.0と言うより「ダイエット・ハード4.0」ですね(笑)。

・・・

では本格的に手を加えていきます。
少し長い記事になっていますがご了承下さい(汗)。



ワタクシが行った改造は、I-O DATAのUSB-WSIMを内蔵するだけの作業です。
Bluetoothアダプタやフラッシュメモリを内蔵するのが相場でのお約束ですが、とりあえず今回は最大の本命「W-SIM内蔵EeePc」を製作します。

基板上から電源を取ってUSBを確保するのがこれまた相場でのお約束ですが、めんどくさいので時間と知識が無いので(汗)4G-Xの左側面(LANポート側)のUSBポートを犠牲にします。
「5V?GND?それっておいしいの?」と言う方にも理解し易い方法ではないでしょうか。
「本来外側に飛び出すコネクタを、内側からケーブルを引っ張って起動させる」
単刀直入な方法ですが、それで立派な「内蔵」というものです(自己満足)。

会社で嫌という程使っているダイヤルノギス無残な姿に

絶縁も兼ねて既製品をそのまま使用・・・するはずだったのですが、画像のようになりました・・・。
ご存知「魅惑の空きスペース」の幅は約33。USB-WSIMの幅は約37。
両側を2oづつ削るつもりが、1oも削らないうちに側面が無くなりました。
想像以上に薄かったので、こうなれば中身の基盤を取り出します。

USBコネクタが異常に大きく見えます何処かシュールな景色

さて、4G-Xをバラしていきます。
キーボードは上方の銀色の3つのピンを外せば簡単に浮き上がります。
マザーボードに繋がるケーブルも、ストッパーを押し上げれば取り外せます。

禁断(?)の領域へ安価なわりに丁寧な構造

さあ、この黄色のシールを剥がすと保証は受けられなくなります。
ちなみにこのシール、メチャクチャ繊細なので綺麗に剥がす事はできません。
ちょっと触っただけでビリッと破けるので、脱獄不可です(?)。

最初にお伝えしましたように、全て同じネジなので分類しておく必要は無いでしょう。
自分のポリシーが許さないという方は、「CPU上方のネジ」「SSD左35度下方のネジ」「禁断のシールに隠されたネジ」と分類しておきましょう。

さて元通りになるでしょうか固定方法に悩みました

見事にバラバラです。その残酷さに目を背けたくなりますません。
当初USB-WSIMはコネクタを左に向けて固定するつもりでした。
しかし簡単に固定できなかったので、結果的に反対向けに取り付けました。
後ほど明らかになりますが、痒い所に手が届く固定方法が見つかる事になります。

外付けドライブは必須これはこれで注目の的に

ちょっと作業が前後しているかもしれませんが、一度組み直してドライバをインストールします。
W-SIMを接続し、プロバイダから提供されたIDやパスワードを入力し、通信できる事を確認しておきます。
しかしこの剥き出しになった基盤とW-SIM、アナーキー(?)な感じが漂っていてカッコいいです(笑)。

ラジペンで押し広げますリトラクタブル!良い響きです

内部を走らせるケーブルはこれも既製品を使います。
ミヤビックスのリトラクタブルUSBホストケーブルがお薦めです。
結果的にケーブルしか使用しないのですが、USB Aコネクタ メスの結線部分を参考にして半田付けします。

分解してみて感じたのですが、このリトラクタブルケーブルという物は合理的にできていますね。
繋ぎ目の無い約1mのケーブルを中心でバネで巻き取ってあるだけです。
単純な構造ですが、よく考えられた利便性があるのです。

火傷に注意しましょうコテ先が細い物が良いですね

またまた画像が前後していますが(汗)、USB-WSIMからコネクタを取り外します。
流石I-O DATA、丁寧な作りです。なかなか取れません。
無事外せましたら(火傷しましたが)、先程分解したUSB Aコネクタ メスの配線に習って半田付けします。
ケーブルは4本ありますが、配線箇所をメモしておくのが良いでしょう。
あらかじめケーブルの先に半田を染み込ませておくと結線し易いです。

泣いて喜びました配線ミスに注意

さて悩みの固定方法ですがいかにもネジ止めして下さいと言わんばかりの穴が、マザーボードにもUSB-WSIMにもあったのです!
とりあえず適当なネジで仮止めしてみましたらこれが大正解。
「魅惑の空きスペース」に丁度ピッタリ収まる場所に固定できました!
絶縁加工も施すつもりでしたが意外としっかり固定できているのでこのまま作業を進めました。
これには驚きと喜びが隠せませんでしたね(喜)。
もしかしてEeePc内蔵用に設計したのですか?I-O DATAさん(笑)。

マザーボード側には表面にケーブルを持ってきて配線します。

完成まであとわずか泣く子も黙る固定方法

二度ある事は三度ある。ケーブルを表面に持ってくるのに丁度良い隙間が(笑)。
そしてこの千分の一の誤差も無い(気分的に)W-SIMの配置!
これほど順調に行くとは思いませんでしたね。
ここまで上手くいくと最後に何かありそうな・・・と妙な不安が頭を過ぎりますが、ここは落ち着いて901を、じゃない4G-Xを組み上げていきます。
無事元通りにして、さあ起動させると・・・

後で名前は変えましたこれこそウィルコマー!

あっさりOK。一度もトラブルも起きず、無事「W-SIM内蔵EeePc」の完成です!!
それ程大層な改造ではないですが、完成した喜びは大きいですね。
しかしこれは氷山の一角に過ぎません。
これからさらなる進化を遂げていくのが「初号機EeePc」なのです!

長い記事を最後まで読んで下さって有難うございます。
ですがあくまでも改造は自己責任でお願いします。
さて次は何から作り始めましょうかね。
て言うかまず時間を作らないとダメですね・・・。

【全然参考じゃないけど参考記事】
07/04/10:ビフォーアフター
07/10/21:ビフォーアフター(2)
07/11/08:ビフォーアフター(3.0)
07/11/11:ビフォーアフター(3.1)
posted by ビター at 22:39| Comment(2) | TrackBack(0) | 電子機器
この記事へのコメント
ご無沙汰しています。
EeePCはいい感じに改造されていますね。世間では901の交換SSDが発売されるなんてニュースも流れていましたが、初代をぜひ使い倒してください。
さて、私は大容量バッテリーのプレゼントに惑わされて、D4をつい購入してしまいました。というわけで、2週間使ってみての感想を少しばかり。言われていたよりもサクサク動くのであまりストレスを感じません。Vistaでも特に不便を感じません。キーボードは微妙な大きさです。手持ちでの親指打ちがメインですが、ファンクションキーなどの同時押しが少し困ります。でも、Windows用のソフトがどこでも使えるというのはいいものですね。あとはバッテリーの問題さえ何とかなればうれしいんですけどね。普通に使っていても1時間持たないのは問題ですよね。そんな感じで頑張って使い倒していこうと思います。
Posted by 007の上司 at 2008年08月01日 22:50
>>007の上司さん

ウィルコマーが増えて嬉しいです!
バッテリーは結構後押しになっているみたいですね。
発売前に駆動時間がなかなか公表されなかったのもバッテリーが原因だったのでしょうか。
でも「Ultra Mobile」はまだ生まれたばかり。
「SMART PHONE」も始めは不安定でしたが、今や「03」のようにすっかり定着したジャンルとなりました。
「Ultra Mobile」も精錬度を上げていく事でしょう。

D4はできるだけHDへのアクセスを無くせば駆動時間が延びるようですね。
EeePcのようにSDカードからアプリケーションを起動させる手法と同じです。
そのあたりがD4とEeePcの共感できる部分でもあります(?)。
どうぞ「WILLCOMのある生活」を楽しんで下さい!

Posted by ビター at 2008年08月03日 18:40
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